読み切り漫画「スタートライン」の感想を書くブログ

勝木光先生の読み切り漫画「スタートライン」の感想を書いていきます。

川喜田が日笠の名前を知ったタイミング

2020年3月29日に書いたものを一部修正して掲載しています。


川喜田が日笠の名前を知ったタイミングはいつなのか?

そういえば紅葉の棋節に奨励会員の名札(胸につける)っていうのが出てきてた。
ものの歩でもあった気がしたけど定かではない)
もし名札を付けているなら川喜田はすぐに日笠の名前が分かる…と思っていたけど確証がなかった。

そんな時、地方紙に県出身奨励会員の記事が載っていました。
その少年が例会に行く時の服装で写真に写っていて、名札を付けていた!

じゃあやっぱ川喜田は日笠の名前を名札で知ったってことかな。
スタートライン本編には名札の描写はないけど普段は付けているのだろう。


検索してたら例会の対戦相手を組むプログラムを提供した会社の資料が出てきて、そこで色々ルールがあることが判明しました。(過去10局では同じ相手と対戦しないなど)
驚いたのはこのプログラムを導入する以前は人力でこの作業を行っていたということ…
ものすごい大変だし手間じゃん!
こういうのは機械に任せた方が早いし正確っていう仕事ですね。
例会の対局はその場で決まる(前の対局結果を受けて考える)ようなので、川喜田と日笠もその日いきなり対局ってなったはず。

三段リーグは逆に全部最初から決まってるらしい。
だからあの日、川喜田と日笠が第16局で当たることも日笠が先手で川喜田が後手なのも全部決まってた!

それと三段リーグは一期で抜ける人の方が稀なので(Wikipediaによれば8人しかいない)、川喜田も日笠もあれが初めてのリーグではなく、何期か在籍してのあの第16局だったと思われる。
多分お互いに何回かやりあってたはず、お互いの戦法知ってる感じの描写があるので。