読み切り漫画「スタートライン」の感想を書くブログ

勝木光先生の読み切り漫画「スタートライン」の感想を書いていきます。

奇跡の実話が映画化する過程はいかに

2020年9月6日に書いたものを一部修正して掲載しています。


スタートラインで、10年後日笠の実話が映画化するっていうのはどういう経歴なんだろう、という問いがあるし、わりとよく妄想してしまう。
和服を着られるくらい強くなったっていうのは本人の努力と実力だけど、その実話が映画化するっていうのは本人の努力でどうにかなるものではないので。
運やタイミングと言ってしまえばそれまでだが、人の心を惹きつける経歴や日笠の人徳みたいのがあるんじゃないかな…と私は思う。

日笠本人も発言してるので(チェーホフの銃だっけ?その理論で)、編入試験を受けてプロになりタイトルを獲ったのかもと思った。ただこれは現実的にはありえないくらいの凄さなんだけど、現実にありえないほど勝ってる棋士がいるしな~って思ったので(笑)
けど自分が実話系の映画とかあまり見ないので(最初から泣かせに来てるみたいなのが苦手っていう理由なんだけど)、どういう実話が映画化しやすいのかとかそういうのはよく分からないんだよな…
でも病気を克服して夢を叶えましたって話としてはやっぱ強い? しかも三十代でだから、希望の星みたいな。一般人にも心に迫るものがあるのかな。

とにもかくにも、着物の日笠もいいし白衣の川喜田もいい。